「したい」「したくない」という気持ちを基準にする
気持ちを大切にすることに罪悪感はいらない
「どう思われるか」から「どうしたいか」で生きる。
自分軸シフト・カウンセラーの伏見です。
「自分軸で生きる」と聞くと、反射的に、好き勝手に生きる、ワガママに生きる、などと思う人がいます。そんな人ほど「思い込み」に縛られ、自分らしく満足のいく人生を送れていません。
とくに「べき思考」に代表される、
「親だから○○すべき」「夫だから○○すべき」「妻は○○するのが当たり前」「子供は○○しなさい」男だから、女だから、嫁だから、社長なんだから、社員なんだから、普通はこうすべき、常識に従うのが当たり前、してあげたんだからお返しすべき、みんなと仲良くすべき。
などと、刷り込まれた常識で生きています。
そんな「思い込み」は両親からの影響が強く、子供も同じように両親の「思い込み」を自分にとっての「常識」として引き継ぎます。
小さな時から自分の「気持ち」を尊重された経験がないと、自分の気持ちを大切にすることに罪悪感を抱くようになります。
知人女性Aさんの話です。Aさんの旦那さんは、テレビの料理番組を観ると、「同じ料理を作ってくれ」と頼むそうです。
Aさんにしてみたら、「頼まれた」とは感じていません。絶対服従の「命令」に聞こえます。毎回作るのがとても苦痛だそうです。
Aさん曰く、ほとんどの物は実際に作っても美味しくないそうです(笑)
「だったら断ったらどうですか?」と言っても、「そんなこと言ったら怒られる」と諦めモードです。絶対服従の関係性は、結婚当初から何十年も続いてきたんだと思います。
「作る作らないかは私の自由」という意識であれば苦痛も軽くなるのですが、命令に聞えるので苦痛も増します。
「妻は夫に言われたことには従わなければならない」、そんな「べき思考」には、イヤなら断ったり、自分の気持ちを尊重する自由は、微塵もありません。
さらに思考優先の人は、「0か100」の二極思考に陥りやすいので、「作る」か「作らない」かの選択肢しかありません。「作らない」ことは、相手と戦うことだと勘違いしているので、余計に恐怖心が芽生え伝えづらくなります。
気持ちを表現する「スキル」を身に着ける
自分軸で生きるためには、「自分を感じる」こと以外に大切なことがあります。それは、気持ちや感情を適切に表現する「スキル」を身に着けるということです。
まず「自分を感じる」ということが大前提になるのですが、日常のささいな一場面での気持ちや感情に繊細に気づき、その気持ちに沿う言動を心がけることが大切です。
そのために、気持ちや感情を適切に表現する「スキル」を身に着ける必要があるのです。
この場合例えば、
「今は忙しいから、週末だったらいいわよ」
「あの料理は時間がかかりそうだから、他のおかずは作れないけどいい?」
「いいわよ、手間がかかるから洗い物は手伝ってくださる?」
などと、自分が「負担とならない範囲」で引き受ける方法があります。残念ながら、他人軸の人はそんな表現方法を知りません。
「作るか作らないかは私の自由」
自分軸の人は、気持ちや感情を適切に表現するのが上手です。
「作ってあげたいけど…最近は疲れ気味だから体調が戻ってから作るね」
「美味しそうね…でも新しい料理作るの私には負担なんだ」
こんな表現が出来るのも、「作る作らないかは私の自由」という意識が前提にあるからです。
他人軸で苦しい生き方をしている人にお伝えしたいことは、自分の気持ちを大切にすることは、決して相手と戦うことではありません。
「したい」「したくない」という気持ちを大切にすることは、決してワガママでもありません。自分軸でラクに生きられるようにするのに、何も大きな変化を起こす必要はありません。
今までスルーしてきた日常の一場面での小さな感情を大切にして、気持ちや感情に沿う行動をとるだけです。
ほんの小さなところから変えていくのであれば、自分にもなんだか出来そうな気がしませんか?ちょっとずつ取り組みたくなりませんか?
そう伝えると他人軸の人は「思考」で、「それはあなただから出来たことでしょ、私にはムリ」「でも、なかなか難しいですね」と間髪入れずに答えます。
まだ実際に「行動」していない想像の段階です。それこそが「思い込み」です。
「思考」するより「行動」が大切
物事は行動した「結果どうなったか?」が正解です。結果を信じてください。
人間関係は「関係性」です。実際に行動することで、少しずつでも関係性を変えていくことが出来ます。
相手を変えることは出来ません。相手を変えようとしなくても、自分との関係性においては変化していきます。
例えば、
「私も歳をとると共に、日々の家事がだんだんと負担に感じるようになってきたの」
「日曜日の晩ごはんだけでも外食にしたり、コンビニのお弁当など簡単に済ませてもいいかな?」
この会話はあくまでも相談です。今までの関係性から、相手は声を荒げて相談にならないかも知れません。
しかし相手にとったら、今までガマンして自分の気持ちを伝えてこなかった相手が、まっすぐ目を見て気持ちを伝えてきたことは、ちょっとした驚きでもあります。
それが相手の意識に影響をあたえます。
自分を大切にすると周りからも大切にされる
あなたは自分の気持ちを大切にするために、繰り返し相談を持ちかけます。そんな「自身の気持ちを大切にしたい」というあなたの変化が、意志や決意として相手に影響を与えます。
今まで「自分がガマンして従う」といったパターンが、「相手はブツブツ文句を言いながらも、こちらの気持ちを尊重してくれる」というパターンに変化する可能性が高いです。
あなたが自分を大切にすることで、あなたと周りとの関係性が少しずつ変わっていくのです。
繰り返し相談を持ちかけても、毎回きちんと聞いてくれないかも知れません。しかし、自分に誠実に向き合ってくれない相手に対して、果たしてガマンし続ける必要があるのでしょうか?
そのときは、「作るか作らないかは私の自由」という意識で、「日曜日の晩ごはんは作りませんから、協力してくださいね」と「宣言」するだけです。
「こらクソじじい!いつもゴロゴロしてるんだから、日曜の晩ごはんくらい自分でなんとかしやがれ」とはケンカになるので言わないでくださいね。
自分軸で生きるための簡単な第一歩は、
「したい」「したくない」という気持ちを大切にするところからです。
このとき「罪悪感」なく、心から気持ちよく「したい」「したくない」を優先することが大切です。
そんな意識が定着するにつれ、結果にとらわれず、自分の気持ちを大切にすることが出来てよかった!になります。
苦しい生き方は少しずつ変えていけます。
自分軸の感覚を身に着けると生きるのがラクになります。
あなたはもっと自分の気持ちに正直に生きてもいいんです。
「人からどう思われるか?」と他者や常識を軸とした苦しい生き方をしている優しいあなたが、少しでもラクになっていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
オンラインカウンセリング・お悩み相談やっています。
あなたは「他人軸」の苦しい人生を歩んでいませんか?
あなたが、もし、今生きるのがつらくて、いくら頑張ってもあがいても状況が好転していかないのなら、その原因は「他人軸」で生きているからです。
悩み事や問題を解決するためには、気持ちや感情を基準とする「自分軸」の視点が必要です。悩み事解決だけでなく、願望実現や目標達成においても、「自分軸」が大切なのは同じです。
「自分軸」になるほど、ラクに生きられるようになります。
「自分軸」で生きることによって、人生が好転していきます。
「自分軸」の感覚を身につけると、自分を成長させることが楽しくなります。
こらからは、人から「どう思われるか?」を気にする人生ではなく、自分は「どうしたいか?」を大切にする自分らしい人生を楽しく歩んでいきませんか?
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